子どものための哲学（Philosophy for Children=P4C）の研究団体です。P4Cはアメリカ、モンクレア州立大学のマシュー・リップマンが開発した授業プログラムです。もともとは論理的能力の向上を目指して開発されましたが、その後、世界に広がり、様々な目的のもとで実践されています。大人と子どもが区別なく輪になって座り、コミュニティボールと呼ばれる毛糸玉を発言権として平等に対話を行います。実施される教科によって、設定されるテーマも様々で、新しい学習のスタイルとして注目を集めています。p4c-japanでは、P4Cを実践している先生たちの研究会として月に１回ミーティングを行い、授業の改善に取り組んでいます。