国際子ども学校（Ecumenical Learning Center for Children：ELCC）は、公教育を受けることが難しい環境にある在日フィリピン人の子どものための学校として、1998年に設立されました。
現在は、幼稚園にあたる年齢の子どもたちが多く在籍し、地域の小学校への入学準備をしています。また、小・中学校の年齢で来日した子どもたちが地域の学校に入る前にELCCで学ぶケースも多く、フィリピンルーツの子どもたちを地域の学校へ送り出す準備の器としての役割を果たしています。授業は毎週月～金曜日、日本語や算数などの科目だけではなく、フィリピン人としてのアイデンティティの確立が大切と考え、母語や母国の文化も教えています。